会員メッセージ「訓練はさりげなく数多く・日常の工夫が大切」
今回は、現在トレーニングに励んでいる方、これから速読を修得しようという方へ私の体験からアドバイスメッセージをおくりたいと思います。私は入会したばかりの頃、訓練を始める時間がいつも夜遅くなってしまい、[ねむけ]とたたかうのが自分ではとても大変でした。訓練を「さあ、はじめよう」と、丹田呼吸をすると気持ちよくなり「今日は寝よう。明日がんばろう」となってしまったり、基本トレーニングまでなんとかがんばっても、実践的な訓練(本読み)はやらずに終わったり本読みまでやっても「書き出し」をせずに、わかったつもりになっていたり‥‥。なによりもテキストのカリキュラムの指示のように約一時間という時間の確保が大変でした。その頃の私は基本トレーニングだけで済ますというトレーニングと、わかったつもりの本読み(書き出しをしない)トレーニングで長~い期間をすごしてしまいました。 皆さんは私のような失敗はしないでください。なんとかまとまった時間をつくり、そのうち基本トレーニングにかける時間は二十分位にして、あとの時間は、〈本読みトレーニング〉を主体にしてください。読む本は、自分が読みたいと思う本、役立つ本が良いでしょう。まとまった時間がなかなかとれない方もいらっしゃると思いますが、そういう方は丹田呼吸や基本トレーニングなどは日常生活の中で工夫して、さりげなく、数多くやってください。机に向かってトレーニングする時は、くどいようですが、本読みを中心に‼