第1日の復習から始めよう
 第2日は、まず第1日の集中力トレーニングを反復することから開始します。

「丹田呼吸法」2分、「一点 集中法」1分、「集中力移動法」2分を各2、3回行なってください。

 その後、第2日のカリキュラム、視野アップトレー ニングに進みましょう。

 スーパー速読法の本来のトレーニングでは、すべてのトレーニングを丹田呼吸で行ないます。ただ、前に も述べたように1週間のカリキュラムであるということから丹田呼吸は集中力トレーニング(丹田 呼吸法・一点集中法・集中力移動法)においてのみ行なうこととします。

 第2日の視野アップトレーニング以降の訓練では、あまり丹田呼吸は意識せず、息をおなかで整えるくらいの気持ちでリラックスしてのぞんでください。

■基本トレーニング2 視野アップトレーニング

 視野アップトレーニングは、目の焦点を合わせたと きの視野の幅を拡げるトレーニングです。これから紹介する4つのトレーニング方法は、視野を拡げ、視野 神経の発達を促します。各々の方法で黒点から黒点に 速やかに視点を移動できるようにトレーニングします。

 その結果、文字のブロックが、文章ブロックとしてひと目で見えるようになります。また眼球を支える6 つの眼筋の働きをバランスよくする効果もあります。視力と眼力が自然につくので、眼球と眼筋の働きも、速くなるのです。

 このトレーニングを行なった結果、仮性近視や乱視、遠視が、トレーニング以前に比べて、よくなったという報告を多くの人から受けています。この点に期 待してトレーニングに取り組んでいただいてもよいで しょう。


●目を流す速度でなく、焦点を合わせる速度を上げる

 このトレーニングで重要なポイントは、黒点から黒 点に線を追っていって、目を流していくための速度を 上げるのではない、ということです。まぎらわしいのですが、この速度アップとは、焦点が合うまでの速度 を上げることと合っている時間の短縮なのです。

 そのために1分間の視点移動トレーニングをするあ いだに、一定のリズムで訓練する必要はありません。つまり、短い時間でよいから瞬間的に速い移動リズム を作り、緩急をつけてトレーニングごとに移動速度を 速める必要があります。この繰り返しは、眼筋のフィジカルなスポーツトレーニングといってよいでしょう。

●理想的な視点移動速度の目標例

 これから行なう「集中力左右移動法」、「集中力上下「眼筋」を鍛えて視野を拡げる
移動法」、「集中力対角線移動法」のトレーニングは筋トレでいうところのアップトレーニングです。

 そこで「集中力左右移動法」を例として視点の移動 速度の数値目標を決めておくことにします。  黒点に目を止める時間の目標は、0.3秒間です。「集中力左右移動法」の黒点は全部で10個ですから1回の目標は、3秒間となり、1分間継続して行なったとき の目標は、20回になります。

 ただし、トレーニングをしながら回数を数えるのに は困難があります。1分間にできる回数をチェックしたい場合は、メモ紙を用意して左右移動が1回終わるごとにレ点などを記します。1分間を終えてからレ点 を数えます。当然本書は片手で支えることになります から、トレーニングとしてはあまりよくありません。

 毎回のトレーニングで回数を数えるということではありません。 上下移動と対角線移動は左右のように初めに戻ることはありませんので、左右移動でスピード感覚を確認 してください。

【①集中力左右移動法】
 

 トレーニング方法

 ● これまでのトレーニングと同じ良い姿勢をとり、デスクなどの上にこのシートを

  少し角度をもたせて持ちます。 訓練図の中央に鼻筋がくるようにします。

 ● 呼吸は通常の呼吸でかまいませんが、なるべくおな かで息を整えるようにしたほうが

  よいでしょう。

 ● 左の黒点を瞬時に的確に捉えた後、すばやく右の黒 点へ移動します。

  下までいったら始めの上に戻ってください。その繰り返しです。

 ● 線を追うのではなく、点から点に視点をできるかぎり速やかに移動します。

 ● トレーニング中に視点の動きにつられて頭をふらないように注意してください。

 ● 1回のトレーニング時間は、1分間。できるだけス ピードアップしてスムーズに

  反復しつづけ、2~3 回行ないます。
 

 ▲ それでは1分間×2~3回、「左右移動」します。
 ▲ 訓練しおえたら1回ずつうまくできたかどうか、結果を記録してください。

【②集中力上下移動法】
 

  トレーニング方法

 ● このトレーニングは、 目の柔軟性を最大に活用する訓練です。

  リラックスして行なってください。

 ● これまでのトレーニン グと同じよい姿勢をとり、デスクなどの上にこのシートを

  少し角度をもたせて持ちます。訓練図の中央に鼻筋がくるようにします。

 ● 呼吸は通常の呼吸でかまいませんが、なるべくおなかで息を整えるようにしたほうが

  よいでしょう。

 ● 顔や体を動かさず、黒点と黒点を上下にできるかぎり速く的確に捉えて視点を移動します。

 ● 時間は1分間。視点はこの時間中、反復しつづけます。

  縦の視野を拡げるための視点移動のトレーニングです。

 

 ▲ それでは1分間×2~3回、「上下移動」します。
 ▲ 訓練しおえたら1回ずつうまくできたかどうか、結果を記録してください。

【③集中力対角線移動法】
 

  トレーニング方法

 

 ● 良い姿勢をとり、デスクなどの上にこのシートを少し角度をもたせて持ちます。

  訓練図の中央に鼻筋がくる ようにします。

 ● 呼吸は通常の呼吸でかまいません が、なるべくおなかで息を整えるようにしたほうが

  よいでしょう。

 ● 黒点から黒点へ矢印の方向へ、上下、対角線の視点 移動を的確に

  スピーディーに行ないます。

 ● 視点移動のスピードアップは重要ですが、そのあまり対角線を省略して8の字に

  目を流してはいけません。視点の移動は鋭角にできるようにします。

 ● 顔や体を動かさないように注意しましょう。時間は 1分間で、繰り返します。


 ▲ それでは1分間×2~3回、「対角線移動」します。
 ▲ 訓練しおえたら1回ずつうまくできたかどうか、結果を記録してください。

【④集中力円移動法】
 

  トレーニング方法

 

 ● よい姿勢をとり、デスクなどの上に このシートを少し角度をもたせて持ちます。

  訓練図の中央に鼻筋がくるようにします。

 ● 目をやや大きく見開き、15秒間く らい、円弧の上部にある黒点が時計まわりに進む

  イメージをつくりながら眼球を実際にできるかぎり円に回転させます。

  1回転1秒程度のスピードで、目がスムーズに円を描くようにします。

 ● さらに目を閉じて、黒点(残像は白)を頭の中にイメージし、時計方向に15秒間くらい、

  目は閉じた まま眼球を回転するトレーニングをしてください。

 ● 次に、目を開き同じように回転は逆方向に15秒 間、トレーニングします。

  さらに15秒間目を閉じて逆方向の回転トレーニングを行ないます。

 ● 目を開いて眼球は時計回し、目を閉じてイメージし ながら時計回し。

 ● 目を開いて眼球を反時計回し、目を閉じてイメージ しながら反時計回し。

 ● リラックスした状態で、自然に円を描けるように心がけてください。

 ● 時間は全部で1分間。タイマーは15秒にはセットせ ず1分間内でおおまかに行なって

  かまいません。
 

 ※この円移動法は、視点の移動速度を速める訓練ではありません。

  ここまで行なった左右・上下・対角線でできるかぎりスピードアップ して

  トレーニングした眼筋をリラックスさせる目的の訓練です。

  アップした眼筋のクールダウンにあたると考えて、いかに眼球を滑らかにかつ円を

  イメージしながら回転させるかがポイントです。

 ※シートの円弧よりも眼球の回転は大きくてかまいません。

 ※この円移動法では、丹田呼吸をともなって行なうことが理想的です。

  したがって眼球の円移動に慣れてきたら、15秒間×4の円移動を、6 秒+12秒(18秒)の

  丹田呼吸に合うように、18秒間×4に変更してください。

 

 ▲ それでは1分間×2~3回、「円移動」します。
 ▲ 訓練しおえたら1回ずつうまくできたかどうか、結果を記録してください。


 以上で、基本トレーニングは終わります。トレーニングの始めには疲れるかもしれませんが、毎日トレーニングを続けることで、すぐ慣れてきます。

 この「基本トレーニング」を完璧にマスターすることが、速読への第一歩です。

 必ずマスターしましょう。
 

 ★トレーニングをするときの注意事項

 ● トレーニング時間は、1日30~60分を目安にしてください。

 ● 必ず「チェック&記録ノート」に記入する習慣をつけましょう。 

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